2012年4月15日日曜日

落書きブログ:晩年まで「子どものように描くこと」巨匠パブロ・ピカソ


晩年まで「子どものように描くこと」を追求した巨匠パブロ・ピカソ

『あなたの知っている世界一 有名な画家は?』

 そう聞かれたら、多くの人がピカソの名前を挙げるでしょう。

 パブロ・ピカソといえば、20世紀を代表する天才画家です。

 美術の教師であった父の元で、7歳の頃から熱心な教育をうけたピカソ。幼少期から「天才」の片鱗をみせつけ、教えていた父親自らが「もう息子には敵わない」と感じ、二度と鉛筆を握ることがなくなったというエピソードは、彼の才能の豊かさを物語っています。

 ピカソはその生涯で、まるで別人のように作風を劇的に変化させていきました。それも一度ではなく、何度もです。貧しい人びとや悲しみを描いた「青の時代」、柔和で美しい「バラの時代」を経て、革命的な「キュビズム」、「ゲルニカの時代」。

 そして、最後にたどり着いたのは、「子どものよ� ��な絵」だったのです。

 晩年にピカソが残した言葉はとても深く印象的です。

「この年になって、やっと"子どもらしい"絵が描けるようになった。」

 ピカソは、父親の教育の影響か、小さい頃に子どもらしい絵を描いたことがなかったのです。

 ピカソの自由で大胆なその創造性の源は、「子どもであること」の探求だったのかもしれません。
 今日はピカソの残した「子どもであること」に関する名言を紹介していきます。

子どもの頃の純真さを大切に。

「子供はみんな、アーティストなのです。」

 あなたの幼稚園に入るより前の小さい頃を覚えていますか?
 あの頃は、見るもの、聴くもの、感じるもの、すべて新鮮でした。


どのようにアルjolsenは死んだ

* はじめて、山に登って森を見たときに感じた生命感あふれるみどり色。
* 海に打ち寄せる波の静けさ。
* 茜色の夕日と深い紺色の空とのグラデーション。
* 宇宙を見上げた時の吸い込まれるような胸騒ぎ。

 胸に切なく残る憧憬(しょうけい)は、現実よりも美しいものです。

「私は、ものを見たままには描かない。考えたように描くんだ」

 子どもの頃は、みんな純粋な目と自由な発想をもったアーティストでした。あなたは今、その「子ども心」を思い出せますか?

自分を押し込めず、遊ぶように自由に。

「絵を描くなら、目をとじて心の歌を奏でよう。」

 何かをアイデアが欲しいとき、あなたは頭で考えていますか?
 それとも歌を歌うかのように、自由に発想していますか?

 もし頭で考えをこねくりまわしているのだとしたら、どこかで見たような優等生的なものをひねり出すしかできないでしょう。

「創造性の最大の敵は、良識である」

 目をとじて、小さい頃の鮮やかに思い出してみれば、自分の中にはまだ、純粋な子ども時代の自分がいるんだな、と気がつきます。

 自分の中の子どもが自由を感じて喜んでいる。そんな風に発想してみてはどうでしょうか?
 楽しくアイデアが出せるときは、「子供のあなた」が感じ、表現している時かもしれません。

余計なことに気を取られるから、見つからない。

「探すのではない。見つけるのです。」

 子供のときは、何をして遊ぼうかなんて悩んだことはありませんでした。
 透き通った瞳とその感受性で、いつも何かを"見つけてしまう"からです。何時間でも、遊べました。楽しめました。


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 大人はいつも思います。「あんなものであれほど盛り上がれるなんて、幸せだなぁ」と。きっとでも、子どもたちは"見つけている"のです。心から楽しめる何かを。

 大人も子どもも生きる世界は同じ。きっと、子どもは余計なことに気をとられていない分、「今」目の前にあるものの美しさ・楽しさが全部見えているのではないでしょうか?

あてはめないで、想像してみよう。

「あなたが想像できるものは全ては、現実です。」

 子供のときは、想像したことを、まるでカラフルな現実のように感じることができました。
 空も、木々も、葉っぱも、お花も、動物も、虫も、おもちゃも、お人形も、自分に話しかけてくるほど活き活きと見えたものです。

 あなたが虹色に輝く感受性でものを見ていたのは何歳の頃までですか?
 あなたが想像力を失って、良識や前例や既成概念、世間体や経験・偏見を通してものを見るようになってしまったのは、何歳の頃からですか?

 想像できるものは、すべて現実です。
 大人のように当てはめないで、子どものように想像してみませんか?

自分の成功をコピーしない。

「成功は危険だ。自分の成功をコピーしはじめてしまう。そして自分の成功をコピーするのは、他人の成功のコピーよりもっと危険だ。それは創造性の不妊を招いてしまう。」

 ピカソほど、作風を変えた画家はいませんでした。それは常に新しい成功を求めていたからと言えるでしょう。


ケビン·コスナーはどのように背が高い?

 私たちは、大人になって人生の荒波をくぐり抜けるにつれ、経験を身につけていきます。どうすればうまくいって、どうすればダメなのか。あの人は良い人なのか悪い人なのか。
 行動する前から事前に判断するようになってくるのです。

 うまくできた方法を、くり返すようになる。人や他人に押し付けるようになる。方法を身につければ、身につけるほど、創造から遠ざかっていくのです。
 こうして、人生はストップしてしますのです。

「そこにテクニックがあるほど、そこには何もなくなっていく」

 自分の成功テクニックをコピーするのだけはやめましょう。自分を乗り越えていくのは、自分だけなのです。過去の栄光はかなぐり捨てて、ピカソが劇的に作風を変えていったように、新しい探求を続けて行きましょう。

子どものようになろう。

「私は、ラファエルのように描くのに4年かかった。しかし、子供のように描くためには一生かかるだろう。」

 大人になるに連れて凝り固まった知識や経験が積み重なり、新しいものを見るフィルターは機能しなくなってきます。「これはもう知っている」「どうせこんなもの」「たいしたことない」。

 技術を洗練させていくことは努力すれば� ��きる。しかし、子供の時のように真実を見て聞いて感じることは、もう難しい。

「どの創造も、はじめの一歩は壊すことからはじまる」

 自分の背追い込んでいる嘘に気がつかなければいけません。
 そして、それを捨て続けなければいけない。子どものようにシンプルに自分を保つ努力をしなければいけないのです。

いらない物を捨て去りシンプルに。

「アートとは、不必要なものを捨てることだ。」


 幸せが、笑顔と無邪気さと愛にあふれた純真さであるならば、人生とはそんな子どもらしさを取り戻すためのプロセスと言えるかもしれません。

 自分を頭でっかちな大人にしているものを捨てましょう。あなたの人生を制限と繰り返しにしているものを捨てましょう。物はもちろん、考え方や視点まで。

* 親友とは、損得なしで一緒にはしゃげる幼稚園の友だちみたいなもの。
* 創造性とは、偏見で決めつけない子どものようなピュアな感受性。
* 愛は、計算のない最高に無邪気な笑顔。
* ライフワークとは、大人の役割ではなく自分の中の子どもが最も打ち込める遊び。
* 最高の相棒とは、知性ではなく、自分の中にいる健やかな子どもの自分。

「アートは、毎日の生活で魂についた埃を洗い流してくれる」

 がんばりすぎて疲れているのなら、すこし肩の荷をおろして、子どものように楽しんでみてはいかがでしょうか?

そうですね。



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